エクセルでつくる名刺作成のコツ

パソコンのユーザーであれば、多くの人がマイクロソフト社のエクセルをインストールしているものと想定されます。作表をしたりグラフを作ったりと、統計的なデータ処理を行なった上でそれを見栄えよく仕上げることができる、極めて高機能なソフトウェアです。ただしここでは、その優秀なレイアウト機能を用いて名刺作成をしてみようとする試みについて記述しています。ビジネスで使う場合でも、趣味などの場で使う場合にも、アイディア次第で立派なまた面白い名刺作成が可能です。必要なものは、エクセルがインストールされたパソコン、プリンター、市販の名刺印刷用紙だけです。会社で使うのなら、部署名や個人名ほかを書き替えるだけで流用が出来ますので、いったん作ったら雛形として保存すれば便利に使い回すことができます。

エクセルで名刺作成する手順について。

最初に大きめの紙を用意して、名刺の縦横の比率を守りながら大きめにスペースを確保します。これを名刺と見立てて、そこに盛り込みたい要素を、配列を考えながらもれなく書き込んでいきます。この段階を甘く見ると、後で微調整など苦労する羽目になりますので、決定版を作るつもりで取り組みましょう。イメージができあがったらエクセルを起動します。最初に印刷設定をA4縦型にします。そしてシート全体を選択して「書式→列→幅」と進んで「0.7」とタイプします。セルの幅が縮まり、高さと幅がほぼ同じになり、シートが方眼紙のようになります。次いでA列1行目を起点に名刺サイズ1枚分を確保し、横2枚・縦5枚になるように微調整します。そして手書きのイメージを参照しながら、各要素をタイピングするスペースを作ります。目的の字数が収まるように縦横のセルを繋げます。この作業を繰り返して、タイピングする要素はすべて打ち込みます。

調整とイメージ確認をし、印刷する。

すべてのタイプが終わったら、次は要素毎に文字の大きさとフォントを決めます。この段階で必要に応じて、ボールド・イタリックなどの処理を行ないます。つづいてタイピング以外の要素、つまり絵やマークなどのイメージを、「挿入→写真→ファイルからの画像」と進んで目的の画像を選択し、挿入ボタンをクリックします。絵やマークなどの画像データをシート上に持ってくることができますので、大きさを微調整し、位置あわせを行ないます。そして必要に応じて背景色や文字の色も調整します。これらの作業はエクセルの強力なレイアウト機能を用いてのことですが、凝りすぎると統一感のない印象を与える名刺になってしまいますので、柔軟なアイディアを活かしつつも、抑え目にデザインしていくのがコツと言えるでしょう。そして名刺1枚分が仕上がったら、コピーペーストで残り9枚分に展開、印刷してばらせば立派な名刺の出来上がりです。