オリジナル名刺作成はエクセルにお任せ

もしあなたが仕事であれ趣味であれ、名刺をすぐにでも用意したいと思うのならば、印刷会社に依頼するのではなく自分で作ってみるという選択肢もあります。しかもあなたのパソコンにインクジェットプリンターが接続されていて、マイクロソフト社のエクセルがインストールされているのであれば、文房具店で名刺印刷用の専用紙を購入するだけで名刺作成が簡単に出来てしまいます。エクセルは表計算のためのアプリケーションとして豊富な機能を備え、複雑な作表やグラフを生成することができ、しかもそれらを高度にレイアウトする機能が用意されています。名刺作成ではこの「高度なレイアウト機能」を利用するのです。しかも特別な知識などは不要です。それではどのように行なうのか、以下に記述していきます。

名刺作成に着手する前に行なうこと。

まず名刺のサイズは決まっています。その縦横比を把握して、大きな紙に手書きで自由な発想で名刺のデザインを作ってみましょう。何事も最初が肝心ですが、名刺作成も同様、事細かなことに至るまでこの作業で完結させるつもりで行ないます。会社員であれば、社名・所属部署・役職・氏名・会社所在地・電話番号・ファックス番号・電子メールアドレスといった要素は最低限必要になります。その他には会社のロゴマーク・ISO9001または14001などの認証マーク・Pマークなどがあれば盛り込みます。各種マークは原本からスキャンし、デスクトップに仮置きします。名刺は面積が小さいので、スキャンする時の解像度は低くて構いません。これらの要素を、どのように配列するか、イメージは決まったでしょうか。

エクセルで実際に名刺作成の作業を行う。

エクセルの出番です。まず起動したら最初にシート全域を選択し、「書式→列→幅」と進んで0.7とタイプします。するとセルの高さと幅がほぼ同じとなり、シート全体が方眼紙になったように見えるはずです。次いで用紙設定をしましょう。「ファイル→ページ設定」と進み、用紙をA4縦型にし、200%程度に拡大しておきます。続いて各要素をタイピングするためのスペースを作ります。次にA列1行目を起点に名刺を一枚作成します。必要に応じてセルを縦横に連結し、各要素の文字が入り切るようにします。ここまでできたらタイピングで打ち込む要素をすべて入力し、文字の大きさ・フォントの種類・太字・イタリック・文字の色などを調整します。そして「挿入→写真→ファイルからの画像」と進んで各種マークを取り込んで大きさと位置を調整します。名刺用紙は横2×縦5の面付けですので、コピーペーストで残り9枚を複製して出来上がりです。